【不動産】共有物分割請求にかかる弁護士費用はいくら?無料相談もあり

共有物分割請求とは?

共有状態の不動産の持分を解消するため共有物分割を請求します。その際にやはり専門の弁護士に相談するのが一般的です。

不動産は専門的な用語もあり知識が無いとどうしても解決は難しいです。共有者同士での話し合いで決まれば問題はありませんが、話し合いで決めるのは困難という場合は多いです。

というのは、共有者全員が揃うか、1人が行方不明であったり、仲たがいで顔を合わせたくないという場合もあります。

そこで弁護士に依頼します。裁判へ「共有物分割請求」訴訟を申し出ます。

調停に発展した場合は代理にとしてその調停に出廷し申し立てをしてくれます。専門・中立の立場の弁護士が入ってくれることで共有者同士安心して話し合いを進めることが可能です。決定内容にも納得することができるでしょう。

共有物分割請求をする理由

共有物分割請求をする理由は、トラブルを回避するためといえるでしょう。「不動産の価値を手放したくない」という思いがぶつかり複雑に発展しないよう、専門的な立場から平等に共有物を分割する必要があります。

第三者の弁護士に入ってもらい請求をし、裁判をします。裁判所が決定することで共有者が納得できる分割に努めてくれます。決定の元にするのは、共有物の状態、共有者の経済的な状況、能力を考慮して判決をするので、客観的に無理のない決定結果に導いてくれるといえるでしょう。

ここで当共有不動産の価値を将来的価値も含め査定する「不動産鑑定士」による「評価書」が必要です。

請求する方法

不動産鑑定士の評価書をもって将来的な価値を含めその金額を査定します。全額代償金を支払える資金力があるか否かを見極める重要な役割を果たします。

将来、経済的な困窮の末、問題を抱えてしまってはいけません。

弁護士依頼にかかる費用

第三者立場で専門的な立場の弁護士共有物分割請求を依頼する場合、その費用はいくらかかるのでしょうか。

依頼をする前に確認する重要な点です。

専門の弁護士に入ってもらって進めるその費用は一体いくらかかるのかを説明します。

弁護士費用は一般的に

  • 相談料
  • 着手金
  • 報酬金

相談費は一般的に30分5千円です。

次に「着手金」「報酬金」について説明します。

弁護士費用の着手金はいくら?

着手金は依頼する時に支払い、報酬金は裁判終了し解決後に支払います。

専門弁護士への依頼費用は弁護士事務所によってバラバラです。相談し、専門的な立場から最適な方法を教え導いてもらえます。その専門的な知識の対価です。一般的に着手金は10万円です。

報酬金はいくら?

報酬金は共有不動産の価値と分割した結果得た金額から算出します。算出するパーセンテージは弁護士事務所によって異なります。

そのため、依頼する前に、いくつかの法律事務所に見積もりを出してもらうといいでしょう。

2人で共有していた土地を競売で700万円で売れたとしたら、1人当たり350万円を得るということになり、報酬のパーセンテージが10%なら、報酬金額は35万円となります。

共有物分割請求にかかる総費用

簡単に例を挙げた結果、総費用は45万円に相談料が加わります。

ただ報酬のパーセンテージも弁護士事務所によって様々です。依頼を決定する前にいくつかの弁護士事務所に見積もりを出してもらい比較検討するのも良いでしょう。

法テラス

弁護士費用は高い印象です。

相談は30分5000円、着手金10万円~が一般的です。

この総費用を見て経済的に依頼するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。

経済的な理由から弁護士に依頼が出来ないということが生じないよう、法テラス(日本司法支援センター)があります。国によって設立された法律相談所です。

経済的な理由なしに誰もが平等に弁護士に依頼できるよう設けられました。

【法テラスの特徴】

  • 相談3回まで無料
  • 経由して弁護士依頼も可能
  • 弁護士費用を分割払い可能
  • 報酬基準安価

ただ法テラスを利用するのは経済的な理由です。

法テラス対象限度基準があり、基準は都道府県によるものです。

気になる方はお住まいの都道府県に問い合わせてみましょう。市役所の窓口や市公式ホームページで検索すると対応時間を確認できます。

他に、弁護士事務所独自に24時間対応オンライン相談や、Zoomビデオチャットを利用するなどより身近な存在として活用できるサービスも提供しています。

弁護士沙汰になる問題は早期解決が何より重要といわれることが多いです。弁護士というと大きな有事、敷居が高い、という印象です。

しかし無料相談を提供することで生活に役立てることに取り組んでいます。無料なので気軽に相談でき、安心に繋がります。

また一般的な見解という形でYouTubeでも解説動画があるので、こちらを参考にするのも良いでしょう。

まとめ/弁護士はより身近に平等に相談できる存在

遠い存在であった弁護士は決して敷居は高くなく、より身近な存在になっています。

経済的な理由なしに誰もが弁護士という司法機関を受けられる法テラスもあります。お住まいの都道府県役所で無料相談を受付ています。弁護士事務所によっては24時間オンライン相談してくれたり、YouTubeで解説動画を発信しています。

困ったことが生じた際には、気軽に相談してみましょう。

共有物分割請求についてお悩みがある東京在住の方は、不動産を専門としている弁護士が在籍している鎧橋総合法律事務所へ相談してみてください。